【教養は児童書で学べ 〜子どもも大人も一緒になって共に学ぼう〜】
今日は、児童書、絵本の素晴らしさについてお話したいと思います。
何時もながら、少々長文になりますが、ご一読頂けると幸いです!
絵本は子どものためのものと思っていませんか?
実は大人になってからあらためて読むと、癒やされたり、感動したり、新しい発見があったりと、子どものころとは違った楽しみ方ができます!
また、絵本から得たことがビジネスの現場で役立つ側面も。
●「考える力」と「想像力」を鍛えるのに役立つ
絵本は、ビジネスの現場で求められる「考える力」と「想像力」を鍛えるのに役立ちます。
絵本はビジネス書や実用書のように、直接何かを教えてくれるわけではないので、新たな真実や問題解決のヒントを得るためには、自分で考え、想像することを改めて考えさせられます!
●今の現実を絵本の中で疑似体験し捉え直すことができる
大人は心の中に誰もが持つ「子どもの目」と、すでに多くの経験を持つ「大人の目」の両方で絵本を読むことができます!
大人の目で読めば、自分自身を取り巻く今の現実をしっかりと捉えるための、疑似体験を与えてくれます。
絵本の中で起きる問題は、皆様の身の回りで起きる出来事にどこかしら通じるところがあるはずです。
それを読み取り、あなた自身の経験値と想像力で、問題解決のシミュレーションをしてみてはいかがですか?
きっと今の現実的な問題を新たな視点で捉え直すことができますよ!
●問題解決のための、曇りのない視点を「回復」できる
映画にもなった「指輪物語」の原作者であるJ・R・R・トールキンは、自著の中で、大人にとってのファンタジーを「曇りのない視野を回復するのに役立つもの」と述べました。
仕事を通してさまざまな悩みや徒労を感じても、さらなる自己成長を目指すのならば、新しい視点を手に入れ、現実に起きている問題を解決に導き、再構築するという方法を取る方が多いでしょう!
その問題解決のための新しい視点を手に入れるヒントが、絵本の中にはあります!
文章だけでなく絵にもヒントは隠されていると私は実感しております。
児童書でもオススメしたい本は多々ありますが、敢えて皆様がご存じな絵本をご紹介したいと思います。
『はらぺこあおむし』
小さかったあおむしが大きくなって、最後には美しい蝶になるお話です!
一見普通の絵本に見えますが、著者のエリッカールは、当時ナチス政権により、ドイツ全土の建物が、くすんだ色に覆われていました。
人々は、実用主義者として、地味で冴えない衣服をまとっていました。
エリックカールにとって、世の中は『灰色』一色に見えたのです。
その中で幼い頃から美術の才能を活かして、色の持つ力を限りなく世の中に発信していったのです。
彼にとっては色彩は情熱とエネルギーに満ち溢れており、ナチス政権配下の「灰色の世界」から、「色彩豊かな世界へ」と平和の象徴を絵本に表したのです。
ちょっとお話が長くなりますので、ご興味ある方は、「教養は児童書で学べ」をご一読頂けると嬉しく思います!
又、キンコン 西野 亮廣 さんの「えんとつ町のプペル」もオススメです!
【概要】
煙の中で生活している人たちは、青い空を知りません。
星が輝く夜空を知らりません。
「空」の概念がない。ハロウィン・プペルとルビッチの友情の話です。
私の感想としては、お話も面白く、、絵も素晴らしです!
特に、1ページめの絵が大好きです。
公害が問題になる以前は、工場の煙は活気があって良いと言われていました。
これ以上はネタバレになるので、続きは下記URLにて!
絵本や児童書を読むことで、「何か大切なこと」を思い出させてくれるかもしれませんね。
●はらぺこあおむし 歌バージョン
https://youtu.be/QGlmIlW6BgU
●教養は児童書で学べ
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/433404302X/ref=mp_s_a_1_1…