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【子どもの脳を傷つける親たち ~何気ない一言が、子どもの脳を変形させる~】

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今日は「子どもの脳を傷つける親たち」についてお話ししたいと思います。
今回も少々長くなりますが、非常に大切な事ですので、最後までご一読いただけると幸いです。
 
 
昨日、「世界一受けたい授業」でも特集されておりましたが、脳科学の研究から、親子間系や家族関係の大人の何気ない言動により、こどもの脳が変形してしまうのです。
 
 
子どもの前での夫婦げんか、心ない言葉、スマホタブレットによるネグレクト、きょうだい間の差別等々により、子どもの柔らかい脳は様々な影響を受けるのです。
 
 
我が家には関係ない、とお考えのご家庭もいらっしゃると思いますが、2016年調べによると、12万件にも及びます。
 

 

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「マルトリートメント」と言われ和訳すると「不適切な養育」との意味になります。
 
 
「マルトリートメント」は非常に怖く、子供が極度のストレス化に置かれると、脳が自ら変形する研究結果が報告されております。
 
 
そこで、主要な「6つのマルトリートメント」について述べたいと思います。

 
 
家で頻繁に夫婦げんかを見ると、語彙、理解力が低下します。
 激しい夫婦喧嘩を見ると、子どもはその光景を見たくないと、視覚野の一部「舌状回」が縮小し、語彙や言葉の理解力が低下します。
 
 
 
②過干渉、つまり子供が自己管理できる年齢になっていてもいきすぎた管理を親がすると、ビクビクした子に育ちます。
 「子どもが親に信用されていない」と感じ、危険や、恐怖心を感じる「偏桃体」が変形すると言われてます。
 大人になった時、いつもビクビクする人間になります。

 ※私自身も両親からの辛かった幼少期からずっとビクビクした人間になりました。
 何か、心配になっても、グッとこらえて、子供を信用してあげる事が大切です。
 
 
 
スマホタブレット、インターネットを過剰に使わせると、集団行動が出来なくなります。
 感情をコントロールする脳梁」が変形し、集団行動が不得意になると言われてます。
 スマホタブレットは便利なツールですが、「1日一時間」と時間を決めて使わせるのが適切です。
 
 
 
④お風呂上りに親が裸でウロウロすろと、場合によっては記憶、認識能力が低下します。
 子どもが本当に嫌がっている場合、「性的マルトリートメント」になり、視覚を司る、「視覚野」が変形します。
 きちんと子どもとコミュニケーションを取り、子どもが嫌がっている場合、脱衣所で着替えるようにしましょう。
 
 
 
兄弟や、友達などと比較して育てると、将来的に「アルコール依存症」や、「薬物依存」になりやすくなります。
他の人と比べて比較され叱る事により、子どものプライドを傷つけ、脳に重大なダメージを与えます。

 結果的に、喜びや、快楽を感じる「線条体」が働かなくなります。
 子どもは十人十色です。誰かと比較せず、本人と向き合って下さい。

私自身、兄弟から比べられて自己肯定感が低くなり、アルコール依存手前まで

いきましたので。
 
 
 
感情に任せた暴言、を子どもに浴びせると、耳は正常でも、音が聞こえない「心因性難聴」になる可能性があります。
 実は身体への暴力よりも、言葉の暴力の方が脳のダメージが強く、聴覚を司る「聴覚野」が肥大します。
 どうしても叱らなければならない時は、「60秒以内」で叱ります。
 「60秒」を超えてのお説教は、感情的になっていることがほとんどです。
 すなわち、暴言にしかすぎないのです。
 
 
 
ただ、子どもには柔らかい脳の為、回復する機能があり、
 
 
 
子どもが話したことを繰り返して復唱して話してあげると、子供が積極的に話すようになります。
 そうする事により、脳の最高司令部の「前頭前野」が正常化するという研究結果が出ていると言われています。
 
 
 
お手伝いをした時に「ありがとう、助かったよ」の言葉がけをして下さい。
 お父さん、お母さんが正直に感謝を伝える事で、自分が役になっていると自己肯定感になり、脳にとってプラスに響きます。
 
 
 
いかがでしたでしょうか。
育児論、発達心理学には諸説ありますが、今回は脳科学を交えてお話致しました。
是非とも、明日から実践してみてはいかがでしょうか!?
 
 
 
世界一受けたい授業URL
https://www.youtube.com/watch?v=k3j1p-q28YM