【路上生活している方の支援活動を通じて~人の尊厳を守り、人が人らしく生きる社会を創りたい~】
今年の1月3日、知り合いのボランティアグループに合流して路上生活している方の支援活動をして参りました。
きっかけは某議員が正月に素晴らしいご活動をされているので、私も微力ながら何か出来ることがないかと 模索していた所、ご縁あって参加させて頂きました。
軍手×30組、カイロ×30組、血圧計×1個、体温計×1個を寄与すると共に、夜回りで路上生活している方の安否確認や健康状態をチェックするという活動でした。
寄与した物資は下記です。
華やかな高層ビルが立ち並ぶ中、一方では公園のキャンプで寒さを凌ぐ路上生活者がいる光と影。
厳しい寒さの中、凍死や病死で亡くなる方がいるのが現状です。
寒さを凌ぎ、焚き木をしながら路上生活者の方々が力を合わせて生きようとする姿に、日本の助け合いや絆の文化に気付かされました。
下記がキャンプの焚き木の写真です。
プライバシー保護の観点から写真は加工しております。
下記が路上生活者のキャンプの様子です。
路上生活者の方は、偏見を持たれる方も数多くいらっしゃいますが、話してみると普通の方と変わらない方が多数です。
中には大手企業をリストラされ、やむなく路上生活を余儀なくされた方も。
その方は常識人で聡明な方でした。
路上生活者キャンプのスローガンです。
仲間意識が強く、痛みがわかるからこそ死者を出したくない想いが書かれていました。
ブログに書いていいかどうか迷いましたが、「安倍政権」に対して批判の垂れ幕もありました。
二極化社会の現実です。
路上生活者の方の中には、沖縄や北海道から職を探して都会に就職された方が結構いらっしゃいました。
中には精神疾患等で働けなくなった方もいらっしゃるそうです。
生活保護はその様な方に支給されることを願います。
小泉内閣で派遣法改正されてから、非正規雇用が激増しております。
人はモノではないのです。人の尊厳まで奪う今の日本を1ミリでも幸せな社会に導きたいと私は想っております。
私は路上生活者の方に怖いと思った事は一度もございません。
むしろ人情味があり、親切な方が多いイメージです。
一番怖いのは路上生活者の方を軽視して、心無き若者や中年の方が暴力を振るったり、中には石を投げ付けたりして迫害する事です。
その為、一部の路上生活者の方は心を閉ざしている方もいらっしゃいます。
差別や偏見はいけないのは、人の心をズタズタに傷つけるのです。
今後も時間が取れる限り活動を続けていきたいと思います。
出来れば、路上生活者の自立支援の手助けの為のビックイシューの様なビジネスモデルを普及させたいです。
※ビッグイシューのサイトは下記でご覧になれます。
貴重な経験させていただいた支援グループの方に感謝です。
一人でも多くの方が今起きている社会問題を考えるきっかけになれば幸いです。
明日は我が身、本気で国民の皆様にこの現実を知ってほしく切実に想っております。